…なんて偉そうなタイトルだけど、
変なウンチクは聞くのもうんざりするので、
あくまで主観的に、
かつ本職に通ずるのでマジメにあーちすちっくに書くことにした。
昨日、少しみなととSSを撮って貼る時にどういう処理をするかについて
簡単に話をした。
単純なサイズの修正から、
シーン毎の色彩の調整まで。
まんま撮り流しで貼ってしまうと、
MHFのSSは少し暗めの画像になる。
おそらくこれは本来、
ゲーム内の臨場感、マトリクス感を引き上げる効果に適している
『雰囲気作り』という単元では初歩の技法なんだけど、
どうしても『一枚絵』になるSS単発では薄暗い雰囲気になって、
Blog等にうpする際地味な記事の構成に見えてしまう、
というのはあくまで個人的見識。
んじゃ、C'zはどないしてるのかぃ、ってぇと、
文字だけでは伝わりにくいので、実際SSを貼りつつ気にした点だけざっくりと。

ラスタ酒場は酒場というロケーションもあって、
ムーディ演出の為に全体的に暗めで、
そして高揚感、情熱的効果の為に『赤み』も若干強調されている。
なので、うちはこの場合、一枚絵で見せる為に、
『明るさ』の値を大きく上げて、
明るさを上げると全体的にのっぺりするので、
さらに『コントラスト』少し強めにして立体感をつける。
『赤み』を軽減させる為に、
『濃淡』ではなく、『色温度』を下げて調整。
今回のSSでは極端に調整したので、
酒場独特の雰囲気は軽減させてしまったけど、
比較的目にやさしい?画像にできたかも?
違いの差を比べてもらう為に
元のSSも張っておくべきだったんだけど、
コピーするの忘れていたので省いたった。
まいっか☆
みたいな。

素敵雰囲気な夜のSS。
プレイ中は雰囲気も出ていてSSでも盛り上がりそうなんだけど、
まんま無加工で貼ってしまうと、
実は相当暗い画像になってしまう。
なので、思い切ってガツっと『明るさ』を上げてしまう。
そのままだとやっぱりぼやっとのっぺりになるので、
『コントラスト』でシャープさとアウトラインを際立たせて立体感を出してみる。
夜は青みが強く、少し寒そうに見えることもあるので、
『色温度』も上げるとナチュラルな夜画像を演出できるかも?
好みで『濃淡』で赤みを加えることも出来るけど、
慣れない内は違和感を強く覚えるかもしれないので、
『濃淡』はそれほどいじらなくてもいいかも。
あまり極端に『明るさ』を上げてしまうと、
月の光が白ボケするのでその辺は適度に。

雪山でのSSは加工が地味に難しい。
理由は、全体的にモノトーンぽくなるから。
昼に行っても薄暗いし、全体的に青白い。
といって、『明るさ』を変に上げると、雪の白がホワイト・アウトしてしまう。
ゲレンデで裸眼で雪を見る状態と同じ感覚になるのね。
目が痛くなる。
↑の画像も少し明るくしただけで雪の部分が白飛び寸前、
見る人が見ればすでに色飛びしてる状態に見えるだろうね。
無加工だと、景色に溶け込んでしまうので、
まずは『コントラスト』をぐっと上げてキャラと景色に差を付ける。
そして、
ここで思い切って『色の鮮やかさ』をガツンと上げる。
そうすると、
単調に見えた雪山の色景色というか、色彩の細やかさを際立たせることが出来る。
ほかの場所で『鮮やかさ』を上げ過ぎると、
トイ・カラーぽくなる。
『トイ・カラー』は文字通り『おもちゃっぽい色』てことで、
原色に近い、はっきりした色になるってことで、
普段のSSにこの加工を施すとナチュラル感が無くなってしまって、
アニメ絵みたいになるかも。
クセになると、全体的にギラギラっとした画像になるので
個人的にはあまり多用することをおススメしない。
アメリカのお菓子やジュースみたいな色使いになるよ。よ。
ただ、雪山の画像だけは使った方がみやすい画像になるかな、と。
後は、『色温度』もある程度上げておいた方が目に馴染みやすい画像になるかも。

ステータス画面や報酬画面は、
すでに見やすいように設定されているので、
これはさすがにあまりいじらないほうがいいかも。
少し文字を際出たせたりするのに『コントラスト』を少し上げる程度で。
キャラなどを際立たせようと『明るさ』を上げてしまうと、
アイコンの色が白っぽくなるので肝心な物が見せにくい画像になると思う。

うちはよくペイントでSSを加工するけど、
そうすると一気に画質は低減する。
画像の容量も大きく低下して投稿枚数も稼げるので諸刃の剣ですな。
加工すると全体的にぼんやり画像になるので、
文字を入れたり落書きしたりと、ペイントを活用する際は、
あらかじめ『コントラスト』を強めに上げておいて
『明るさ』を上げ過ぎないようにしておく。
だいたいこんな感じかな、
おいらが意識的にSSの加工をするのは。
せっかくいろんな人に見てもらいたいので、
なるべく見やすい加工はしておきたいな。
なんて思ったり、ね。
慣れると、とってすぐさらさらっと加工できると思うので、
機会があればチャレンジしてくんさい☆
以下、
適当加工処理済み画像貼り流し。

暗くて青みの強い密林の洞窟。
『明るさ』を少し上げて
『濃淡』で赤みを加えてバランス調整、
後は適当w

さっきの雪山画像と違って、
白みの部分が少ないので『明るさ』を少し大きめに上げる。
『色温度』も大きく上げて極端な青みを消す。
頭蓋骨かぶって2人とも何してたんだろうねぇ。

灼熱の砂漠も撮り流しすると暗くなる。
ので、やっぱり明るさを足す。
赤みの強い暖色系を、『色温度』を下げて自然な感じに。
ちなみに、夜の砂漠は逆に『色温度』をうんと上げないと
目をすぼませて見なければならなくなるので加工をおすすめ。

忌まわしき逆光画像。
肝心なモンスターとハンターが沈んでしまっている上に、
景色がやたら明るくなっているので、
必要最低限に『明るさ』を上げ、
『コントラスト』と『色の鮮やかさ』を上げて強引に際立たせる。
さらに爆発エフェクトも目立たせようと、
砂漠にも拘わらず『色温度』を上げてみる。
普段は加工がめんどっちいので
この手のSSはとっとと削除してるよw

キリンは塔の空や
雪山全体に溶け込むのでSSが取りにくい。
ただでさえ『白い』ので『明るさ』で全体調整をしようとすると、
キリンだけホワイト・アウトする。
ここでも『鮮やかさ』をグイっと上げて細かい色を立ち上げておいて、
やっぱり『コントラスト』で微調整。
キリンのSSは、画像の加工よりも
撮影のロケーションやタイミングの方が重要な気がする。
キリンのSS撮るのめんどちいです。
はい、こんな感じ。
自分の仕事に密接する作業なので、
こゆことでも結構勉強になったりするのよね。
たのしいので、機会があったらいろいろSSで遊んでみるといいと思うよ。
しずでした☆
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